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今日は水無月の30日。
氏神様にお参りに行ってきました。

夏越の祓201306304

夏越の祓の行事としてよく知られているのは「茅の輪くぐり」です。
神社の境内に茅で大きな輪を作り、この輪をくぐることで
病気や禍を免れようという神事です。
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延というなり」
 と唱えながらこの輪を、先ず左足から踏み入れ 8の字を描くように 3度くぐ
 るのが正しい茅の輪くぐりだそうです。

夏越の祓201306301

茅の輪のくぐり方が図で説明してありました。
夏越の祓201306302

この神社では夕方五時から夏越大祓を行うとのことでした。
夏越の祓201306303




それから夏越の祓といえば和菓子の「水無月です。」
夏越の祓201306306

これについては水無月を購入した福寿堂さんのコラムからお借りしました。

6月にはその名も「水無月」という生菓子が京都で知られています。6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に食べるものとされ、これによって災いを祓いひと夏の無事息災を祈るのです。「夏越」という言葉には「和(なご)す」の意味があり、それこそ悪鬼邪鬼を和ませ安らわせしむるのが夏越の祓でした。
「水無月」というお菓子は、いずれの和菓子屋でも、三角の外郎に小豆をのせたものです。この三角という形は氷を模したものです。いまのように冷凍設備などない時代に、夏の氷は限られた者しか口にできぬ貴重品でした。氷室という、夏でも温度が低く氷がとけない土中の穴などを、貯蔵庫としていたのです。氷室の氷を取り出して、暑気払いと夏の厄除けに食したのが「氷室の節会」という習わしでした。ところが一般庶民には夏の氷などとても口にできるものではありません。そこで白い三角の外郎を作り氷のかわりとし、また赤い小豆も厄除けの効用が語られていましたので、外郎に小豆をのせて、素朴な庶民の厄払いとして食されてきたのです。


今年も半分が過ぎました。
茅の輪をくぐって、水無月を食べて後半もきばっていきましよう。
夏越の祓201306304 夏越の祓201306306


帰りの道すがら見つけた涼しげな花
夏越の祓201306305

今日は湿度が高いようで、こんな日は
青い花がほっとした気分にさせてくれます。